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こんにちは、吉田です。アルクトラベルでは、ツアー企画・運営社員と添乗スタッフを募集しています。
ツアー企画・運営スタッフは、平日は事務所でツアー企画や手配業務などを行い、ツアー時には添乗員としてツアーへも同行していただきます。添乗スタッフは、基本的にツアー添乗時のみの勤務ですが、ツアーの前日や終了後に、打ち合わせや精算とツアー報告を行っていただきます。
私は、旅行業に就いて25年以上が経ちますが、いろいろな場所に行き、たくさんの人と話し、人生を豊かにしてくれる素晴らしい仕事と思っています。春夏秋冬の季節の移ろいを感じれることや、各地の美味しいものを食べることも楽しみのひとつですね。
当社は、ホームページをご覧いただいたらお分かりいただけるかと思いますが、ほぼ募集型企画旅行(自社企画のパッケージツアー)の企画・運営を行っています。全体の8割が「登山・ハイキングツアー」で2割が、自然を感じることができる観光の旅として「彩(いろどり)の旅」を行っています。
基本的に自分で企画したツアーは添乗も行います。自分が行ってみたいところや、やってみたいことを仕事としていますので、自分のやれるを、叶えることができる職場です。
私達が一緒に働きたい方は「山が好き」「自然が好き」「旅が好き」ということが大前提ですが、この仕事において必要なのは、お客様をはじめ、現地ガイドやホテルや山小屋などの受け入れ先とのコミュニケーション力だと思います。そんなに難しいことではなく、人と関わることが好きな方であれば問題ないことだと思います。
ツアー企画・運営社員は、まずは契約社員としてスタートし、1年後に正社員登用を予定しています。年齢的には、現在最も若い社員が35歳なので、それより若い方が望ましいと思っています。基本的に平日は事務所勤務です。事務所は土、日、祝日はお休みですが、添乗がある場合は、他の日で代休となります。事務所勤務の日は、残業は少なく、私もフィットネスクラブに通うなど自分の時間を取るように心がけています。
また、添乗スタッフは、現在も60歳代のスタッフも活躍しています。幅広い年齢の方に、これまで培っていらっしゃった経験を是非活かしていただきたいと思っています。
希望される方は、私達同様に登山ガイドの資格を取得していただきたいとも思っています。社会保険等は完備しています。給与はお問い合わせください。
とてもアットホームな職場ですよ。気になられた方は、一度会社に遊びに来て雰囲気を感じてください。ご応募、お問い合わせをお待ちしております!
(株)アルクトラベル 代表取締役 吉田 昇一
ツアー企画・運営
企画リーダー
黒木 甫(くろき はじめ)
2016年入社
「登山」との出会いは富山大学のワンダーフォーゲル部です。実家は宮城県で、初めて進学先の富山大学を訪れた時、正門前からの剱岳を中心とした山々の美しさに感動したことを今でもはっきり覚えています。部の主将を務めていた頃、現在のアルクトラベル社長の吉田と馴染みの登山用具店さんを通じて知り合い、以降ツアー添乗(企画も)のアルバイトを通じて、登山ツアーの仕事の魅力を知りました。
好きなことを仕事にできること。私にとってライフワークでもある登山を生涯仕事にできることが一番でした。仕事の担当範囲も気に入っています。「自分の興味のある旅先やテーマを企画化できる→実際に一緒にお客様とツアーに同行する(自身がガイドすることもあります)→お客様からのお声をもとに企画のブラッシュアップ・新ツアーを作る」というサイクルで仕事ができるのが、本当に楽しくて。これに加えて、お客様からとても楽しい旅だったと喜んで頂けた時は、企画者冥利に尽きます。
東京の広告会社で6年間勤務をしていた時もありました。広告会社での業務は、制作担当や外部パートナーと密接な連携をしてクライアントの課題解決に挑みます。クライアントだけでなく、事業に関わる全ての方のそれぞれの立場に立って物を考え、進めていくコミュニケーションの大切さを学びました。広告会社で過ごした時間も有意義なものでしたが、30歳になって生涯通しての仕事を考えた時に、「やっぱり好きなことを仕事にしたい」と思い、結局、再びこの登山ツアーの世界に戻ってきました。
大まかに分けると、「ツアーを作る(企画)」「ツアーの運営」「ツアーの添乗」の3つに分けられます。大きな旅行会社ですとそれぞれ別の部門・担当者がいて、ということですが、アルクトラベルのツアー企画・運営のスタッフは一人が全てを担当します。それ故に、大変なこともありますが、ツアーを生むところから、実際にお客様と本番ツアーに立ち会って、お客様の反応を頂くというところをワンストップで担当できるのは、自分のツアーをよりよいものにしていくという意味でとてもよい方法だと思っています。
ツアーの企画は、これまで自分が目にしてきたもの、経験してきたことをベースにして仲間のガイドさんのアドバイスなど様々なアイデアを統合しながら作り上げていきます。どうしたら、お客様に興味を持ってもらえるか、参加しやすくなるかを考えてながら作るのは、悩ましいことも多々ありますが、とても面白いです。登山ツアーの場合は、安全性を深く考慮していくことは他の旅行ツアーと特に大きく異なることかと思います。
ツアーの運営は、ツアーを円滑に進める為の準備。参加されるお客様情報の確認や、旅館・ホテルであればお部屋、移動手段(バスや航空機、JR、フェリーなど)の管理など、日々お申し込みの人数様が変わる中で対応していく地道な業務ですが、重要な仕事です。
ツアーの添乗は、企画・運営を経ての本番戦。この仕事は山が好き、旅が好きなことは前提だと思いますが、もう一つ重要なことは「お客様に喜んで頂く為にどれだけ努力ができるか」だと思います。たくさんのお客様の中で、自身がリーダーとして、潤滑油として場を楽しくさせながら前に進めていく力。登山ツアーの場合は、悪天候時どのように進めていくかも悩ましいところです。安全性を第一にしながら、思いの様々なお客様達に対して、どういう対応をしていくか精一杯考えて行動することが大事だと思います。
悪天候の時はとても悩ましいです。例えば縦走ツアーで、大雨が降る予報が出ているが、このまま進むのか、停滞するのか、下山するのか・・・。お客様の中には、どうしても山頂に立ちたい方、無理したくない方、それぞれが様々な思いでいます。楽しみにされていたツアー、私も山頂に立って頂きたい、が、やはり安全性は一番に考えなければなりません。安全性を最優先にしながら、どこまで進んで、どうなったら撤退すべきか、どういう場合でも皆様に納得頂けた上で行動できるよう、一生懸命考え抜かなければなりません。
最近では、那須の茶臼岳をガイドする日に、朝強風でロープウェイが止まってしまうということがありました。
打開策として、この山はもともとの行程に3時間程プラスすれば歩いても山頂まで登れるのですが、ご参加者様の中には足の強い方、そうでない方、無理してもチャレンジしたい方、したくない方とそれぞれでした。ロープウェイが動くの待つべきか、危なくないところまで徒歩に進んでみた方がいいのか、諦めて観光でもした方がいいのか、結局、安全性が一番であることをお客様にお伝えした上で、ロープウェイを待つことにして、最終的にはロープウェイが動いて無事登頂を果たすことができました。ゆっくりしか歩くことができず不安を感じていた方にもとても喜んで頂けました。
もちろん、結果的に風が収まらず、登頂を断念するケースもあります。そういう時は、代替の観光で少しでも喜んで頂けるよう、一生懸命に調べたりします。
どういう場合であっても、安全性を最優先としながらも、お客様の気持ちを思いながら最大限の努力をしていくことが大事で、それが信頼関係に繋がっていくのだと思っています。
2016年に日本山岳ガイド協会認定の登山ガイド資格を取得しました。
最近になってようやく先頭でお客様をご案内させて頂くようになりましたが、まだまだ経験不足を痛感しています。お客様に楽しんで頂けるような会話や知識の引き出しをもっと増やすとともに、頼りにしてもらえるガイドになれるよう、諸先輩のガイディングを見習いながら精進していきたいです。
2017年に娘を授かり、昨年富山市に家を建てました。土日祝日を始め、どうしてもツアーを優先して不規則な休みになってしまいますが、ツアーのない営業日はなるべく残業は少なく帰宅して家族と過ごすようにしています。娘と一緒に行けるお店やイベントに参加して、自分の中でもまた違う世界が広がっていくのを実感しています。ということで、自分の登山はここ最近はやれていません。娘がもう少し大きくなったら登山デビューさせたいですね。
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